3次元の恋~オタクの恋物語~


遥希「で、何しに来たの?
ただ、ビール飲みに来た訳
じゃないんだろ?」

私から受け取った袋から
ビールを2つ取り出し残りを
冷蔵庫に入れながらそう聞いた。

青葉「...ちょっと...
聞いて欲しい話があって。」

遥希「うん、何?」

大高からビールを受け取り
ソファに座ると大高は
クッションを置いた床に座った。

青葉「私、結婚するかも。」

遥希「はっ?」

吹き出しそうになったビールを
寸での所で止め、口元を拭う。

遥希「えっ?何その急展開。
いや、てか、相手誰?」

青葉「南雲さん。」