依知「まあ、あんたでいいや。」 怪物でも見るかのような 険しい顔のその人はじっと 私の顔を見つめ ため息まじりにそう言った。 ああ、何とお美しい! 私...今なら死んでもいい。 依知「写真撮ってやるからさ 向かい側のカフェにいる あの帽子被ってる女に 伝言を伝えて欲しい。」 青葉「伝言ですか?」 依知「今から俺が言う言葉覚えて。 そしたら、写真でも何でも あんたの言う事聞くから。」 ただ、話してるだけなのに なんて絵になるんだ...!! 世の中に、こんなにも かっこいい人がいるんだ。