3次元の恋~オタクの恋物語~


優しくはないけれど、優しい救世主。
口では酷い事も言うけれど優花里は
1度も私の趣味を否定した事はない。

大学生の頃、オタクがバレて
仲良くしていた友達が離れて行った時
声をかけてくれたのは優花里だったし
気持ち悪いって言ってきた男子に
立ち向かってくれたのも優花里だった。

…だから、彼女はやっぱり。
私の救世主だ。

優花里「でも、嘆いてたって
もうどうにもならないよ。
リキヤに恋してるあんたじゃダメなの。
ちゃんと現実を見なさい。青葉。」

青葉「分かってるけど...でも
誰を選べばいいの?」