優花里「今朝、こっち着いて
その足で来たの。」
青葉「帰ってきたの?」
優花里「ううん、母さんが階段から
落ちて骨折したらしくて
何かと不便だから、1ヶ月だけ
こっちにいようと思ってさ。」
自由奔放な彼女だが、母子家庭で
育ったせいだろうか、お母さんの事は
とても大切にしている。
断りもなく部屋に入った優花里は
ぐるりと部屋を見回し呆れていた。
優花里「相変わらずのオタクだね。
てか、昔よりパワーアップしてない?」
青葉「パワーアップ言うな。」
優花里「こんなんで大丈夫なの?
あんた、彼氏は?」



