ピンポーンとチャイムが鳴った。

「柊君、じゃないの?」

「じゃあ、いってきます」

カバンを持って、玄関に向かった。

ガチャ。

「おはよ」

「おはよう。柊先輩」

ニコッと微笑むとギュっと抱きしめた。

ほんとスキンシップ多いなぁ。

「じゃあ、行くか」

腰に腕を回すと歩き始めた。

でも、少し目に光があるような。

でも今日、元気ないのかな?

力になれたらいいなぁ。