「柊君は、好き嫌いある?」

「いえ、ないです」

「よかったわねぇ・・・葉月」

そんなやり取りをし夕食を作っていく。

すると『ただいまぁ』とパパが帰宅してきた。

あれ、いつもより早くない?

リビングに入って来ると柊先輩は素早く立って挨拶している。

パパは『よく来てくれたね。ずっと、気になっていたんだ』と言った。

えぇ、なんでパパが知って・・・

するとママが『パパに伝えたからよ』とニヤニヤした。

でも、いつ?

あっ、買い物中・・・。

だからパパが帰宅は早いし、柊先輩のこと知ってるのか・・・。