「モテるのわかるもん」

「葉月もモテただろ?

常に男の子が写ってるし・・・」

そう言いながらも、プイッと視線を外す柊先輩が可愛い。

「私だって、お姉ちゃんに妬いてしまうんですけど・・・」

先輩に抱きつくと驚いた顔をする。

こんなやり取りをしてると、ママが帰宅し、キッチンを手伝うことになったけど、先輩が離れてくれず、ダイニングに座ってもらった。

「フフフ、ママは、ラブラブねぇ」

ニヤニヤしている。