俺は別荘に来てから葉月に申し訳なかった。

夕夏があんな態度をするとか思わなかったからだ。

綾乃さんが葉月と風呂の間に『祐司、夕夏、ちょっといいか?』と声をかけた。

「夕夏、葉月に当たるのはやめてくれ」

「ねぇ、彼女と別れて、私の友達と「断る」」

ハッキリ告げた。

「もう一度、夕夏に言うから・・・ごめん」

「あぁ、総司の彼女に助けられてるから」

と言い合ってると『祐司、どうしてよ』と夕夏にうんざりした俺。