朝目を覚ますと、葉月はいなかった。

スェットを着て、リビングに行くと、皆がいた。

「おはよう」

「おはよう、柊」

葉月がキッチンに居たから傍に行き抱きついた。

親父とお袋は仕事の為、朝食を食べてる間に葉月は弁当を作っている。

「柊、動きにくいから食べてて」

「ヤダ。元は?」

「ラジオ体操に行ってるよ」

するとお袋が『柊、葉月ちゃんに、お昼と夕食頼んでるから買い物お願いね』と声がかかった。