「優希、お前、まだ菜那ちゃんに話しかけてないのか?頑張るって言ってからもう2週間経つけど。」


そう。もう2週間。



「智也〜。どうすればいいか本当にわかんねぇ。俺には無理だよ。もうだめだ。」



今の俺は側から見てもすごくカッコ悪いと思う。



「あー、もう!うじうじすんな!!女々しいぞ!?見守るつもりだったけど、仕方ない!一緒に作戦練るぞ、優希!」



「智也、お前最高!ありがとう!!」



いい友達を持ったなぁ。って本当に思う。