クリスマスケーキ ロマンティック



途端にポポポと赤くなる駿哉。


「やっぱ、たまにでいい」

目をそらしてそう言う駿哉は可愛くて。


「やだー!毎日呼んでやる!」

たまに意地悪したくなる。


「俺の心臓もたないんだけど!」


「いいもーん!あ、そうだ!ちょっとおうちの前で待ってて」


そういうと、私は家に入ると誰もいないリビングに駆け込んだ。


そしてあるものを持って、再び駿哉の元に戻る。



「メリークリスマス!」




持ってきたのは、小さなケーキで。


この日のために私が作り上げたものだった。


「忘れてたんじゃなかったの?」


「嘘でーす。ちゃんと覚えてたよ」


本当は駿哉のおうちに持っていくつもりだったんだけど。


その必要も無くなっちゃった。



「これからもずっと一緒にいてね?」



「それは俺の台詞。これからも、そばにいてください。実礼奈さん」





「はい!もちろん!」