クリスマスケーキ ロマンティック



「…お前の好きは俺の前だけでしか言えないような好き、なのか?」


「そんなわけない」


「なら言って来いよ。…大丈夫、お前なら言える」


トントンって若干強めに叩いてくれた。


「ちょっと痛いよ!」


「お前が勇気を持って言えるようにだよ。それくらい我慢しろ」


うん、うん、ありがとう琢磨くん。


「ほら、王子様が迎えにきたぞ」


王子様…?


そう、振り返った瞬間。



身体がまるごと誰かに引き寄せられた。