「そういや、今日クリスマスだな」
え、今日だっけ。
「すっかり忘れてた…!」
「なんだ、楽しみにしてたから覚えてるもんかと思ってたのに」
「だって細野と過ごせないもん。楽しみなくなったから、どうでもよくなっちゃったの」
細野のせいにするなんて、本当は良くないし、細野のせいじゃないのは私だって一番わかってる。
だけどね、寂しいの。
多分細野はそんなことないんだろうけどさ!
気まずそうに下を向いた細野に慌てて笑顔を向ける。
「そのかわり、終わったら遊びにたくさん付き合ってもらうからね」
「やっぱりさ」
遮るように、細野が私に言った。
「今からうち来る?」



