言葉にしてよ




「絢斗君も思うよね?そう思わない?」



「え、何の話?」



優花が首を傾げて赤坂君に聞く?




「だから聞いててよ、もう」



優花が頬をぷーと膨らませて怒ったポーズを取る。



流石優花、私が男子苦手なの知ってるから話振ってくれたんだ。



やっぱ優しい。




「ほら、お前らー。そろそろ始めるぞ。位置につけ」



皆でスタートラインに集まる。



「今からマラソン大会を始めます。コースは2キロです。女子は一周、男子は2周です。」



うわあ、まじかよ。



距離長い、足大丈夫かな。



「それでは始めます。位置に着いてよーい、どん!」



ピストルとともに走り出す生徒。



優花といたはずなのにもう、はぐれてしまった。



まあ、良いかな。



きつかったら一人で誰にも分かられず保健室行けるし。



それに優花に迷惑かけたくないしね。