修也君と初めてこんなに会話したなぁ。
用件がめっちゃ驚いたけどw
マジで迷惑だけど…まあ怒られなければ!

「佐野君と友達?」
驚いたように、不安そうな顔で近づいてくる。

「え?いや。」
案外普通に答える。

「そっかぁ~…」

「私は修也君と友達じゃないし、
ボーイフレンドなんているはずないじゃん。
絶対たまたまだって、誤解だよ。」
修也君とは全然格が違う。
私はゴミ、修也君は神。
格差が違う。次元が違う。

「そっか、なんか安心した。」
小さく微笑んでいた。
私も小さく微笑み返す。

「まさか、私が修也君と友達なんて…」
そもそも好みじゃないし、関わりも全然ないよ。
うんうん。絶対そうだよ!!絶対にね!うん!