「ねーね、ちかちゃん、告白をフったんでしょー?すごいね!
修也君に告られたら、みんな『yes』するしー」

「あ、うん…」
理由があるけど、もう言わない。
これを言ったら馬鹿にされるから。
秘密…だから。

「あ、ちょっと行きたいところがあるんだ、ごめんね。」

「あ、いってらー」

ゆか、ゆかはどこ!?
昨日はあんなにひどいことを言った、謝らなきゃ!
希美さんと、英玲奈さんみたいになっちゃう!

「ゆか!ゆか!」

「…なに?」
傷跡や傷がいっぱいあり、血だらけの“ゆか”がいた。

「昨日は本当にごめん。」

「いいよいいよ、こっちこそごめん、リア充組にいたからって、
調子に乗ってた。しかも偽って入った。」

「っていうか、なんで告白をフったの?」

「それはね…」