貴方に内緒の恋してます。






放課後になり、私は山田の教室に向かった。
ホームルームまだ終わってないらしく私は教室の外で待つことにした。


すると、今日三度目の伊藤先生が現れた。


「そこの君。そこな何してるんだ。」

「友達待ってるんです。」

「それなら、自分の教室で待ってなさい。それに、君は今日三度目だな。まったく。」

「先生、そんなに怒ってるとシワ増えますよ?」


私は冗談っぽく笑って言った。
けれど、先生は笑ってくれるはずはなく、逆にもっと怒られた。


「そんなに怒られるのが好きなのか?だったら、いいだろう。このあと僕の手伝いをしてもらおうじゃないか。」

「えー!?嫌ですよ!それに、友達との約束が…」

「生徒指導ってことで、準備室の整理を手伝うこと。以上。」


そう言って伊藤先生が立ち去ったあと、山田が急いで出てくる。
タイミング良すぎでしょ…


「山田、伊藤先生に捕まってしまった…ごめん。」

「おい、大丈夫かよ。俺も行こうか?」

「いや、大丈夫!!また何か言われそうだし…それじゃ!また明日!」

「あ、おう。」


私は先生の後を追うように急ぎ足で準備室に向かった。