体育祭実行委員としての仕事もなんとかこなし、いよいよ体育祭当日が訪れた。
みんなが、活気づいている。
「優勝したら、アイスを先生が奢ってくれるらしいぞ!!」
「絶対勝たなきゃね!」
そう言って委員長と副委員長の声掛けにみんなのモチベーションが上がったところで円陣をくんだ。
「それじゃあ、コールを…体育祭実行委員の二人にお願いしようかな!三井!」
「おっけ!それじゃ、えーと、絶対勝つぞー!!!」
「「「おーーー!!!」」」
「次、菅野さん!」
「えーと、えーと、怪我なく一日平和に競技をこなすぞー!!」
「「「おーー???」」」
いやはや、思いつかなくて…でも、怪我でもされたらそれもそれで困るから安全祈願ってわけですよ。
それに、他のみんなも力が抜けていい感じに楽しく笑ってるから結果オーライな気もした。
「さっきの掛け声はないよなー。」
「三井が、平凡なこと言ったから代わりに変わったことを言ったげたの。」
「あっそ。てか、仕事なんじゃね?行くぞ。」
そう言って私より先に仕事場に駆け出す三井。
それを見てなんだか、成長したなとか思っていた。
「みらちゃん、仕事も競技もがんばってね!私も頑張る!」
「うん!ありがと、菜結。」
「それに、あの人も来てくれてるみたいだしね!ふふ!」
ははーん!さては、桃也くんだな!!
羨ましいなと思いつつも何も言わずに仕事場に向かった。

