「好きな人とか、気になる人!」
「えー、居ないよ!」
「嘘!?あの山田くんって子は?前から思ってたけど仲良いじゃん!」
山田ね…あいつとはそんなに親しくなろうとは思えないんだよな…
「ないね!」
「んー、そっかあ…それじゃ、三井くんは?顔はいいよね。」
「え、菜結、ほんとにそう思ってる!?」
「うん!でも、苦手なタイプだから話したくはないけど。」
あー、だから、さっきのリレーの時もあまり話さなかったのか…
「三井ともないね。タイプじゃないし。」
「それじゃ、みらちゃんのタイプってどんな?」
いざ言われてみるとよくわからない。
けれど、ふと頭に浮かんだのは伊藤先生だった。
「常に厳しい感じで、でも、時々優しかったり助けてくれたりする人…かな?ミステリアスなひとも好き。」
「それって…」
あ、やばい!伊藤先生だってことバレた!?
なんだか冷や汗が出てくる。
だって先生のこと好きになるのはいけないことだから。
「それって…もしかして、あのテニス部の部長でしょ!」
「え!?」
「え?」
私はホッとしたのと、そっち!?とゆう驚きで笑ってしまった。

