「えっと…委員長?どうする?」
私は委員長に助けを求める。
けれど委員長はこう言った。
「くじで決まったことは絶対なので交代は許しません。それに、三井くんは仕事をサボる常習犯なので、邪な考えの女子とさせる訳にはいきませんから。」
「委員長、俺ってそんな扱い?」
「僕にとって君は幼なじみで弟みたいなものだからね。君をキチっとさせてくれる菅野さんが適任だ。」
「まじかよ。まあ、別にいいけど。他の子たちごめんね?こいつの言うことは絶対なんだわ。だから、菅野さんよろしくね?」
三井くんは、私の目の前に手を差し出した。
握手を求められているのだとわかったが、周りの女子の視線もあり無視した。
「それじゃ、本当にこの二人で決定しまーす。次に競技に移ります…」
みんなが席に戻り自分の出たい競技に手を挙げていった。
私はそこまで運動好きなわけでもないので、無難な玉入れに手をあげる。
「それじゃ、最後は全学年合同リレーなんですけど、これはクラスで一番早い男女二人ずつの計4人なんですけど…」
そう言って紙を見ながら委員長は名前を読んでいった。

