中高校時代のときを思い出していた
よく昼休みに呼び出されは告白されていた
……なんて、思いに更けながら教室に行き授業を受けた
そして時々頭に過ぎるのはあの楽しかった高校時代
「…………」
ぼんやりと授業を受けながら思い出が脳裏に浮かぶ
両親に仙台に行くと告げ、叶実や翔也との再開
そして新しい一歩のために入った大学
だけどいまの自分は将来なにをしたいのか考えていなかった
ウエディングデザイナーの夢を持つほのかが羨ましいと思ったこともあった
それなのに自分は…と悩んでいると不意に声を掛けられる
「秋斗大丈夫か?」
「ん、ああ…大丈夫」
早瀬の声にハッとした
いまは授業中だ、と集中する
頭の秋斗は大学の勉強など苦では無かった
模試試験もなんなくクリアしている
そしてあっという間に昼休みになる
「早瀬悪いがあとから食堂行くから席適当に取っといてくれ」
「ん、わかった。いってらさーい♪」
「お前ちょっと楽しんでんだろ?」
「そうじゃねーよ。早く行ってやれ」
はいはい、と呆れながらも裏庭に向かう
昼時で生徒が中庭や各教室や食堂で昼食を取っている
秋斗は早く済ませて戻ろうと思ったのだった


