『さよなら。ありがとう。 』
それが最後の遥斗の私に対する最後の言葉だった。
今から4年前、私の前から遥斗は突然姿を消した。あの言葉だけを残して...。
Episode1 ~突然の出来事~
今から6年前。私は彼からの告白で幼なじみの遥斗と付き合い始めた。彼は幼なじみの遥斗。家が隣同士で親も仲が良く、また親同士も幼なじみであった。彼とは物心ついた頃からいつも何をするのにも一緒だった。それが当たり前だった。
遥斗: おはよ!
めっちゃ眠いんだけど...
横で大きなあくびをしている遥斗。
真冬: おはよー。
そんなおっきいあくびなんかしてるけど今日
テストだよ?遥斗勉強したの?
遥斗: え!?今日テストなの!?
はいはい、いつもの始まりましたね笑笑
はるとは昔から大の勉強嫌い。まぁ、勉強好きー!なんて人めったにいないのが本当のところなんだけどねぇ...。
真冬: 絶対勉強してないと思ってた!
はるとも少しはこの私を見習いなさい?笑笑
遥斗: 悔しいけど何も言えねー笑笑
さすが真冬は違うな。
委員長やってるだけありますな。真冬さん。
真冬: まぁね!笑
ほら!遅刻するよ!行こ!
遥斗: おう!!!
私はもともと勉強が嫌いなタイプではないし、性格も遥斗とは全く違う。
私がいないとほんと何にも出来ないんだなーってくらいおっちょこちょいだし天然入ってんだよね遥斗は笑笑
付き合い始めて2ヶ月くらいたったかな。
やっぱりずーっと一緒にいるし、隣にいるのが当たり前になってる。遥斗も同じこと思ってるんだろうな。幼なじみが遥斗でよかった。
遥斗はおっちょこちょいだけどいざとなるとしっかり私を庇ってくれたり守ってくれる。
頼りになるとこもあるんだよね。あぁ見えて笑笑
それからしばらく経ち、幼なじみからカップルらしくなってきた私たち。
私たち2人はもう高校1年生になった。
新しい制服に身を包み、新しい高校生活は始まった。高校生活も順調に進んでいったころ...
今思えばこの頃から遥斗の様子がおかしかった。
いつも学校なんか休んだことの無い遥斗が欠席をするようなったのだ。
最初のうちはたまに休んでいたくらいだったが次第に休む日は多くなって行き、高校2年の頃。
朝起きていつものように学校に向かう準備をしているとLINEの着信音が鳴り響いた。
スマホの画面を見るとそこには遥斗の文字が...。
『さよら。ありがとう。 』
それから私の前には遥斗はないなくなってしまった..。それまで毎日のように連絡を取り合っていて機能まで隣の家まで行けばそこには遥斗がいたのに...。
スマホの着信音がなり遥斗からのメッセージを見た時、私は外に飛び出して春との住む家に向かっていた。
そこには生活感がとてもなく誰もいなかった。
まったくの新居のようだった。
真冬: え…遥斗は…?
なんでいないの?...どういうこと?
私が遥斗の住んでいた家の前に立ち尽くしていると犬の散歩をしていた通りがかりのお婆さんが話しかけてきた。
おばあさん: どうしたんだい?お嬢ちゃん。
真冬: え。あ...いや...
あの...その...えっと...
おばあさん: そこに住んでいた家族なら昨日家族で
引っ越していったよぉ。
真冬: え、昨日...?
あの、それって何時頃ですか?
おばあさん: ええっと確か...
昼間だったような気がするのぉ…
真冬: 本当ですか...
ありがとうございます。失礼します。
私は部屋に戻った。
なんで...引っ越した...???
なんでなの...引っ越す予定があったならなんで言ってくれなかったの...?...なんで...分からないよ...
これからどうしてけっていうの。...遥斗の考えていることが分からないよ...。
母: まふゆ!!
何してるの?もう学校行く時間でしょ。
あなたまさかサボる気?そんなことさせないから
ねお母さん!!!
真冬: .......。
母: 聞いてるの!?
とにかくもう行きなさい!
とっくに遅刻よ!!!
そう言って去っていくお母さんに私は声をかけた。
真冬: お母さん...
遥斗が引っ越すこと知ってたの...?
今日の朝わたしに遥斗からLINEがあってさよ
なら。ありがとう。って来てたの。
それでさっき遥斗の家に行ったら誰もいなか
った。犬を散歩してたおばあさんが教えてく
れた。昨日引っ越してったよって...。
お母さんは知ってたの?
知ってて教えてくれなかったの?
ねぇ!!どうなのお母さん!!!!
私は自分の感情が抑えられず泣きながらわめいた。
母: .....知ってたわよ。
お母さんは知ってたんだ...遥斗が引っ越すこと...。
母: 一昨日悠斗くんのお母さんが私のところに来た
の。理由は言えないけれど東京に引っ越すこと
になったって。ただ、遥斗くんが真冬には言わ
ないで欲しいってお願いされたの。
なにそれ...なんで遥斗は私に言わないでほしいなんていってたの...?意味がわからない...。
私のこときらいになったの...???
真冬: 遥斗は私のこと最初から嫌いだったんだね...
だから私には黙っておいてほしいなんて言っ
たんだね...。わかったよ...もう...もう大丈夫。
母: 真冬...。
遥斗くんにもきっとなにか考えがあったのよ。
突然の事でどうしたらいいか分からないだろうけ
どいつも通り真冬らしくいなさい。
真冬: .........。
次ページに続く...
それが最後の遥斗の私に対する最後の言葉だった。
今から4年前、私の前から遥斗は突然姿を消した。あの言葉だけを残して...。
Episode1 ~突然の出来事~
今から6年前。私は彼からの告白で幼なじみの遥斗と付き合い始めた。彼は幼なじみの遥斗。家が隣同士で親も仲が良く、また親同士も幼なじみであった。彼とは物心ついた頃からいつも何をするのにも一緒だった。それが当たり前だった。
遥斗: おはよ!
めっちゃ眠いんだけど...
横で大きなあくびをしている遥斗。
真冬: おはよー。
そんなおっきいあくびなんかしてるけど今日
テストだよ?遥斗勉強したの?
遥斗: え!?今日テストなの!?
はいはい、いつもの始まりましたね笑笑
はるとは昔から大の勉強嫌い。まぁ、勉強好きー!なんて人めったにいないのが本当のところなんだけどねぇ...。
真冬: 絶対勉強してないと思ってた!
はるとも少しはこの私を見習いなさい?笑笑
遥斗: 悔しいけど何も言えねー笑笑
さすが真冬は違うな。
委員長やってるだけありますな。真冬さん。
真冬: まぁね!笑
ほら!遅刻するよ!行こ!
遥斗: おう!!!
私はもともと勉強が嫌いなタイプではないし、性格も遥斗とは全く違う。
私がいないとほんと何にも出来ないんだなーってくらいおっちょこちょいだし天然入ってんだよね遥斗は笑笑
付き合い始めて2ヶ月くらいたったかな。
やっぱりずーっと一緒にいるし、隣にいるのが当たり前になってる。遥斗も同じこと思ってるんだろうな。幼なじみが遥斗でよかった。
遥斗はおっちょこちょいだけどいざとなるとしっかり私を庇ってくれたり守ってくれる。
頼りになるとこもあるんだよね。あぁ見えて笑笑
それからしばらく経ち、幼なじみからカップルらしくなってきた私たち。
私たち2人はもう高校1年生になった。
新しい制服に身を包み、新しい高校生活は始まった。高校生活も順調に進んでいったころ...
今思えばこの頃から遥斗の様子がおかしかった。
いつも学校なんか休んだことの無い遥斗が欠席をするようなったのだ。
最初のうちはたまに休んでいたくらいだったが次第に休む日は多くなって行き、高校2年の頃。
朝起きていつものように学校に向かう準備をしているとLINEの着信音が鳴り響いた。
スマホの画面を見るとそこには遥斗の文字が...。
『さよら。ありがとう。 』
それから私の前には遥斗はないなくなってしまった..。それまで毎日のように連絡を取り合っていて機能まで隣の家まで行けばそこには遥斗がいたのに...。
スマホの着信音がなり遥斗からのメッセージを見た時、私は外に飛び出して春との住む家に向かっていた。
そこには生活感がとてもなく誰もいなかった。
まったくの新居のようだった。
真冬: え…遥斗は…?
なんでいないの?...どういうこと?
私が遥斗の住んでいた家の前に立ち尽くしていると犬の散歩をしていた通りがかりのお婆さんが話しかけてきた。
おばあさん: どうしたんだい?お嬢ちゃん。
真冬: え。あ...いや...
あの...その...えっと...
おばあさん: そこに住んでいた家族なら昨日家族で
引っ越していったよぉ。
真冬: え、昨日...?
あの、それって何時頃ですか?
おばあさん: ええっと確か...
昼間だったような気がするのぉ…
真冬: 本当ですか...
ありがとうございます。失礼します。
私は部屋に戻った。
なんで...引っ越した...???
なんでなの...引っ越す予定があったならなんで言ってくれなかったの...?...なんで...分からないよ...
これからどうしてけっていうの。...遥斗の考えていることが分からないよ...。
母: まふゆ!!
何してるの?もう学校行く時間でしょ。
あなたまさかサボる気?そんなことさせないから
ねお母さん!!!
真冬: .......。
母: 聞いてるの!?
とにかくもう行きなさい!
とっくに遅刻よ!!!
そう言って去っていくお母さんに私は声をかけた。
真冬: お母さん...
遥斗が引っ越すこと知ってたの...?
今日の朝わたしに遥斗からLINEがあってさよ
なら。ありがとう。って来てたの。
それでさっき遥斗の家に行ったら誰もいなか
った。犬を散歩してたおばあさんが教えてく
れた。昨日引っ越してったよって...。
お母さんは知ってたの?
知ってて教えてくれなかったの?
ねぇ!!どうなのお母さん!!!!
私は自分の感情が抑えられず泣きながらわめいた。
母: .....知ってたわよ。
お母さんは知ってたんだ...遥斗が引っ越すこと...。
母: 一昨日悠斗くんのお母さんが私のところに来た
の。理由は言えないけれど東京に引っ越すこと
になったって。ただ、遥斗くんが真冬には言わ
ないで欲しいってお願いされたの。
なにそれ...なんで遥斗は私に言わないでほしいなんていってたの...?意味がわからない...。
私のこときらいになったの...???
真冬: 遥斗は私のこと最初から嫌いだったんだね...
だから私には黙っておいてほしいなんて言っ
たんだね...。わかったよ...もう...もう大丈夫。
母: 真冬...。
遥斗くんにもきっとなにか考えがあったのよ。
突然の事でどうしたらいいか分からないだろうけ
どいつも通り真冬らしくいなさい。
真冬: .........。
次ページに続く...
