好き。好き。大好き

「うん。ちょっと祐介の家ね
いろいろあって、今は勘当されちゃってるから」

はぁ!?

「でも、気にしてないよ?祐介は祐介だし
いろいろあったけど、今はあたしの傍にいてくれる。
それだけで十分じゃない」

そうだけどさぁ

「はい」

「サンキュ」

子供がいても、付き合っているような感じの夫婦

「そういや、男同士で何を話してるの?」

秋菜ちゃんを離した途端に竜也の所に行った祐介君

「さぁ」

じゃあ、これはチャンスかもしれない

「パパー。優翔と秋菜ちゃん見ててねー?」

「はぁ!?」

ダメに決まってんだろみたいな顔をしないでほしい

「あたし、心菜と”2人”で出かけてくるから」

「おいっ」

じゃあねと心菜の腕を引っ張って家を出たあたしたち