「心菜、次いつ?」 「何が?」 「病院」 「今日」 「マジかよ。今日練習あったっけ?」 「あるでしょ」 「無理。心菜1人で行かせたくない」 何言って・・・ 「練習、さぼるかな」 「だめ。この子、悲しむよ?」 「んー。だけどなぁ」 ずっと、あたしの方を見ている祐介 「何?」 「早く終わらせてくるから、待ってて」 「うん」 「それと、重いものも持たないで。 後は、走るなよ?」 「うっ」 「返事」 「はーい」 「ったく」 それでも、本当に早く練習に行って 早く帰ってきた祐介