抱き付いてくる優翔をみて
ちょっと、意地悪をしすぎたかもしれないと反省しなきゃいけなくて
「うわぁぁぁぁぁぁぁん」
へ?
「ママァーーどこぉー」
あーあやっぱ泣いちゃったか
「秋ちゃん。これ欲しいんでしょ?」
コクンと頷くが泣き止む様子がない
ならしょうがない
「んー泣いてる子にこれは変えないんだよなぁ」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
泣き止まないか
「これは、笑ってる子だけなんだよー?」
「・・・ック」
「秋ちゃんは、泣き止めるかなぁ?
あたし、心配だなぁ」
「やぁっ」
買うと離さない秋ちゃん
「ほら一緒に買ってこよ?」
「うんっ」
ぱああああt明るくなった
秋ちゃんの視線の先にいたのは
心菜と祐介君で
「ママー」



