好き。好き。大好き


歩いてすぐのショッピングモールに来たあたしたち

見てしまうのはやっぱり子供の洋服

どれを見ていてもかわいくてしょうがないのだ

PRLUUUUUU

「はい?」

心菜?

「やっぱり泣いちゃったかぁ」

秋菜ちゃん関係か・・・
てことは祐介君?

「うん。なら、連れてきてくれる?ごめんね」

「うん。待ってる」

そう言って電話を切った心菜

「大丈夫だった?」

「だめだったみたい。
祐介、あやしてくれたりもしてたんだけどだめで
竜也先輩もだめだったみたい」

竜也でも駄目だったんだ

「それでね?今から祐介たちもこっちに来てくれるから」

「待っていたいのね?」

「うん」

やっぱり、泣いたってなると心配なんだなぁ

「心愛」

ん?

「あたしね」