好き。好き。大好き


「ちょっ
いいの?」

「大丈夫。こっちからあの2人を観察しようと思って」

「え゛っ」

大丈夫なのと心菜は心配しているけど
そこまで心配する必要はない

なぜなら、少しだけカーテンを開けてあうから

「心配だなぁ」

え?

「秋菜ね。今までさ、幼稚園以外であたしが離れたことなんてないから」

そうなの?

「祐介が遠征とかでいなくてもあまり泣かないんだけど
幼稚園にあたしが送ると泣いちゃうんだよね」

そうだったんだ

「じゃ、泣かれる前に。さっさと出かけてこようか」

少し様子を見たけど大丈夫そう

いい、パパたちだもんね。
心菜が少しでもパパと遊べたらなんてというけど

祐介君以上のパパぶりをあたしは知らない

竜也もしてくれるけど
休みの日ぐらいで、あまりかまってあげられてないのが現状