「ん〜! 祐樹のハンバーグは、やっぱ格別ですなあ!」 「普通のハンバーグだろ」 「そんなことないよー。はい、ごちそうさまでした!」 「お粗末さまでした」 「はーっ!」と、私は体を伸ばし、寝転がる。 「だらしねえなあ」と笑う祐樹。 「祐樹、隣で寝転がって」 「なんで」 「いーから」 「はいはい」と、私の横から少し離れて寝転がる。 「……ゆうきぃ」 「んー?」 「別れよっか」 祐樹の部屋が、初めて静かに感じた瞬間だった。