「これであいつの邪魔ができる!
前々から気に入らなかったんだよ。
俺の彼女を横取りしやがって!
だから、俺も同じ事をしてやるんだ。
覚悟しとけよ、蓮····」
なるほどね·····。
要は、恨みからくる嫌がらせか。
それに俺が利用されたってわけね。
「はぁ、めんどくさいな····」
そう本音を零して公園へ向かった。
公園に着くとブランコに座る
寂しそうな影があった。
隣のブランコに座って悩みを聞いて
彼の気持ちを気付かせた。
励ますというよりは単純に
悩みを解決する手助けをしただけだった。
まぁ、別にそれでもいいだろ。
現に彼は元気になったんだし。