ひと夏の恋をキミと

「いたよ。」


ほら、じゃあ嘘じゃん…


「でも、正直好きかわからなかった。
告白されてなんとなく付き合ったから、
今日みたいに手繋いだり、
デートしたことはないよ。」


『ホントだから』と付け加えた。


陽輝が嘘を言っているようには
聞えなかった。


この数分で
何度気持ちの浮き沈みがあったんだろう。


恋をするって
こんな気持ちになるんだね。


相手の言葉・行動1つで
笑顔になったり落ち込んだり、
悲しい気持ちになる時もあるけど
それ以上にすっごく
楽しいんだね。


この感情をいつまでも
忘れないでいたいな。


そんな事を考えていると
電車が来るアナウンスが流れた。