ひと夏の恋をキミと

”付き合ってる”


そのワードが心をくすぐって
なんだかそわそわしてしまう。


私は勝手に恋人になった気分で
駅までの道のりを急いだ。




駅に着き電車の時間を確認している陽輝。


「そういえば、どこに行くの?」


「街の方!一応プランはあるけど、
姫奈の行きたい所に行こう!」


行きたい所…か。


一番にパッと思いついたのが


「水族館…。」


「水族館行きてーの?」


私は少し遠慮気味に頷いた。


「じゃあ行こうぜ!
最近新しく出来たとこあったな!
そこにしよう!」


「え、本当にいいの?」


「当たり前じゃん!
姫奈の行きたい所は俺も行きたい!
姫奈となら場所は関係ないしな!」