ひと夏の恋をキミと

これが事実なのか
愛美の優しさの中は分からない。


でも、どっちでも嬉しくて


『ありがとう。』


そう伝えた。



そこからは猛スピードで愛美の
メイクと髪のセットが終わった。



「何これ別人…。」


愛美はこの手の事はお手の物で
自分じゃないんじゃないかと思うくらい
見違えていた。


ナチュラルに見えるメイクに
髪はふわりと巻かれていて
女の子らしい雰囲気だった。


「我ながら完璧!!」


愛美も満足しているようだった。


「姫奈可愛い~!!!」


そうキャピキャピ笑う
愛美のが断然可愛いと思うんだけどな…。


「ありがとう、色々。」


今日は何度お礼を言っても足りなそう。