ひと夏の恋をキミと

当番は毎日ローテーションに
なってるから
今日、私たちは焼きそばの担当。


鉄板と食材を運んで準備完了。


「俺、焼きそば焼いた事
ないんだけど…。」

『出来っかな…』と
不安げな陽輝君。


「じゃあ、一回やってみる?
まだ時間あるし!」


「え!いいの!?お願いします!」


私の提案にノリノリだった。



野菜はカットされてて
お肉は5食分ずつ小分けにされたのが
あるから本当に焼くだけなんだけどね。


「まずは、お肉から焼いて~
その後野菜入れてね。」


「りょーかい!」


ピシッと敬礼をした後
黙々と焼き始めた。

全然焦がしもしないし
むしろ綺麗だった。