「「何も言われてない!?」」


そうなんです。
陽輝はここ最近忙しいのか
3日も顔を見ていない。


「何それ!陽輝君に
言ってこようかな…」

と、お怒りモードの愛美は
本当に陽輝の所へ行って
仕事に支障をきたしそうだから止めた。


「まぁ、まだ退院まで日があるから
待ってみるよ。」


私がそう言うと
全然納得してないって顔してたけど
渋々『わかった』と言っていた。


「それでね、お願いがあるんだけど…」


私の相談に、
里美ちゃんはがっかりしていて
愛美は気合が入っていた。