ひと夏の恋をキミと

「姫奈、俺ずっと夢があるんだ。」


「…夢?」


「姫奈と、もう一度あの丘へ行くこと。」


あの…、海の傍の…


「リハビリして、
元気になったら俺と一緒に
言ってくれる?」


首を傾げ聞いてきた陽輝の目は
優しかったけど
すごく真っ直ぐで真剣だった。


「…うん。歩けるように
頑張るから。」



もし、この約束が叶った時は、
私の想いを
直接、自分の口から伝えよう。