「顔から何からドタイプ!
年が気にならないくらい!
あの何とも言えない余裕のありそうな
雰囲気がたまらない…。」


うっとりしている愛美を
少し苦笑いで見ていた。
だけど里美ちゃんは気にしていない様子で


「愛美ちゃん可愛いからいけるよ!
大和君タイプだと思う!
私が知ってる限り!」


思いっきり援護体制に入っていた。



「本当!?私アピールする!頑張る!」


ますますテンションのあがった愛美。


そのまま話題は里美ちゃんと
大樹君の事へ。



「2人はなんで付き合ったの?」

「入学してクラスが一緒で
恥ずかしいんだけどお互い
一目ぼれで…。」


頬をピンクに染め
嬉しそうに話す里美ちゃんは
この上ないくらい可愛かった。