ひと夏の恋をキミと

私が欲しかったネックレスを
とってくれたのも、
男の子に優しかったのも。
子供が好きな事は初めて知った。


また陽輝の意外な一面が見れて嬉しかった。


「なんでこれとったの?」


「だって物欲しそうに見つめてたから。」


え、私そんなに見てたかな…?


「喜んでくれましたか?」


かしこまって言うから


「大満足です!」


同じように返した。




花火が始まる前、
私と陽輝は愛美たちに連絡を入れ
海へ戻っていた。


陽輝の希望で
夏祭りに打ちあがる花火は
海で、2人で見たいって。


屋台が出ているから
海にいる人は1人もいなくて、
辺りは静かで、波の音だけが響いていた。