ひと夏の恋をキミと

ちょっと
申し訳なさそうに言うと
里美ちゃんが私を見て
ニコッと笑ってくれた。


「なーんか、今の姫奈ちゃんの顔見たら
どうでもよくなっちゃった!
最強に可愛い!!
そっちの笑った顔のが
私は断然好きだな!」


そう言って許してくれた。
でもそっちのって
どんな顔だろう?
いつもと変わらないと思ったけど…。


「姫奈、今すっごく
楽しそうに笑ってた。
何にも曇りのない顔で。」


私の疑問を察した愛美が
こっそり教えてくれた。


私…、そんなに綺麗に
笑えるようになったんだ…。


そのことが嬉しくて
また笑みが零れた。



「じゃあ!とりあえず始めるか!」


大和先輩の一言で
バーベキューが始まった。