ひと夏の恋をキミと

「えっと…、何で?」


当然の疑問だよね。


「わからない…。ただ流れっていうか…。」


実際その通りだ。
お互い見つめ合って
なんだか甘い雰囲気が漂った。


ただ、一つ言える事は…


「キス、嫌じゃなかった…。
じゃなくて、う、嬉しかった…。」


どんどん声が小さく
なっていってたのに
2人はそれを聞き逃さなかった。


「「か、かわいい…」」


「姫奈が照れてる~!
ちゃんと、恋してるね?」


愛美の言葉には
たくさんの意味が込められているような気がした。



「2人はさ…、付き合ってるの?」


ここで里美ちゃんの天然が発動した。

いや、そう思うのは当たり前だと
思うんだけど、
今は聞かないでほしかった…。