大道寺理央は私に気がつくと足を止めた。 目を見開いて驚く大道寺理央。 “りお!りお!” そして、私の中私じゃない彼女が叫ぶ。 大道寺理央は私に向かって歩き出す。 私は、殺気と睨みを止めて、 少し俯き口元をニヤリと口角を上げる。