その女の子が私に気づいて言った。 「あ!えーっとご兄妹ですか?!先輩、お姉さんがいるって言ってましたよね!」 その言葉に少しムカついた。 彼女に見られたかった。 だから私は言ったんだ。 ずるいって分かってた。 「私は、大我の彼女です。」