何かあったんですか?
聞ける訳もなく、その言葉を私は飲み込んだ。
結局、今日はゆっくりしろと言われて本当にゆっくりしていた。昼ご飯を食べに行こうと言われ、出たついでにと、近くのスーパーを教えてもらった。そこで、身の回りに必要な物や夕食の材料を買った。
夕食を二人で部屋で食べ終わり、テレビを見ながら、明日出かける場所の話をしていた。
「何処に行きたい?」
「近場でいいですよ。あ、隣町にあるショッピングセンターで」
それを聞いた課長は、少し考えて
「さすがに、近場はまずいだろ。誰が見るか分からんからな。余計な噂立てられる訳にもいかないだろ?櫻井」
「え?いや、あ、そうです、ね」
課長なら噂を立てられても、ってダメ。
ファンが多いから、そんな事になったら仕事が出来なくなる。
「そうですね。少し離れた方が安心かも…」
「それじゃあ、ちょっと足伸ばそうか」
「….ん、いや、あのそこまでしてもらうのは…」
「はぁ…櫻井。遠慮するな、って言ったよな?困ってる時は、甘える事も大事だぞ?」
大きなため息をついた課長は、机をトントンと人差し指で叩いてきた。
し、しまった。
これ、いつも会社で怒ってる時にする課長の癖…
怒らせた。私は慌てた。
「…すみません。じゃ、明日の場所は
お任せします」
「…分かった。じゃ、もう寝ろ。朝早いからな」
「は、はいっ。おやすみなさいっ」
私は、すぐに部屋へ走っていった。
「ククッ、面白いな、櫻井は…」
聞ける訳もなく、その言葉を私は飲み込んだ。
結局、今日はゆっくりしろと言われて本当にゆっくりしていた。昼ご飯を食べに行こうと言われ、出たついでにと、近くのスーパーを教えてもらった。そこで、身の回りに必要な物や夕食の材料を買った。
夕食を二人で部屋で食べ終わり、テレビを見ながら、明日出かける場所の話をしていた。
「何処に行きたい?」
「近場でいいですよ。あ、隣町にあるショッピングセンターで」
それを聞いた課長は、少し考えて
「さすがに、近場はまずいだろ。誰が見るか分からんからな。余計な噂立てられる訳にもいかないだろ?櫻井」
「え?いや、あ、そうです、ね」
課長なら噂を立てられても、ってダメ。
ファンが多いから、そんな事になったら仕事が出来なくなる。
「そうですね。少し離れた方が安心かも…」
「それじゃあ、ちょっと足伸ばそうか」
「….ん、いや、あのそこまでしてもらうのは…」
「はぁ…櫻井。遠慮するな、って言ったよな?困ってる時は、甘える事も大事だぞ?」
大きなため息をついた課長は、机をトントンと人差し指で叩いてきた。
し、しまった。
これ、いつも会社で怒ってる時にする課長の癖…
怒らせた。私は慌てた。
「…すみません。じゃ、明日の場所は
お任せします」
「…分かった。じゃ、もう寝ろ。朝早いからな」
「は、はいっ。おやすみなさいっ」
私は、すぐに部屋へ走っていった。
「ククッ、面白いな、櫻井は…」


