時には優しく…微笑みを


結局、それ以上の詳しい話は出来なかった。


話が出来たのは、翌朝ベッドの中でだった。

「いきなり行ったら、びっくりされるだろうな…」

「前もっては言いますよ。だけど、拓海さん、関西弁大丈夫ですか?結構きついですよ。私、そっちが心配です」

「そうか…関西弁か…それがあったな」

「行くまで、関西弁でで話しましょうか?」

「そうだな!その方が慣れるか…」

そう言った拓海さんに、関西弁で、話しかけてみた。


結果。

「可愛い…朋香」

可愛いを連発され、話が前に進まず。
どうしたものか…

「拓海さん。分かってます?私が女やから、可愛いって言ってられるけど、これが男の人やったら、かなりきついんよ?分かってる?」

ダメだ。
ニコニコしすぎ…
きっと父、いや母から弾丸トークされるだろうな。

一抹の不安が過ぎったけれど、私の方が不安で仕方なかった。
拓海さんのご両親に会う事が…