一体誰?
リュウ君ママとはどういう関係?
咄嗟に考えてはみたものの、全くわからない。
『人の気も知らないで、ふざけんな!』
『ちょっ…やめてよ!』
ただ、男が怒りで興奮状態なことはたしかで。
つかまれた肩を必死でほどこうとするリュウ君ママの姿に、私は気付けば…二人のもとに駆け寄ってしまっていた。
『ちょっと!待ってください』
そしてリュウ君ママの肩をつかんでいる男の手を無理矢理引き離すと、刺激しないよう冷静に口を開く。
『一旦!一旦ちょっと落ち着いて、彼女から離れてもらえますか?』
私がそう言うと、男は我に返ったようにリュウ君ママの肩からパッと手を離した。



