『ここ来たの、春以来じゃない?』
『え、もうそんなに経つ?ってことは半年ぶり?』
景子とそんな言葉を交わしながらガーデンに入店すると、スタッフの方が『あとひと席だったんですよ』と、運良く人気のテラス席に案内してくれた。
ここのカフェは緑に囲まれたテラス席が人気で、入店順にすぐに埋まってしまうため座れたら超ラッキー、座れなくてもそれはそれで仕方ない。
そんな人気の席だったため、景子と二人かなりご機嫌でテラス席のエリアに出た。
『あ!亜紀ちゃん景ちゃん!』
しかし、ラッキーでついていたと思っていたのは束の間のこと。
テラスに出た直後、響いたその声に目を向けると、玲ちゃんとリュウ君ママの姿が、視界に飛び込んで来た。



