『クリーニング仕上がったら…また持ってきますね』
『うん。わざわざごめんね』
『いえ、じゃあ…また』
そう言って帰っていく彼女の後ろ姿を見送ると、ようやく張りつめていた緊張が解けたのかドッと疲れがきた。
肩も頭も重い。
そういえばまだ、お昼ごはんもまだだったな…ボーッとそんなことを思いながら家の中に戻ったものの、食欲なんて全くなくて。
一度座ってしまうと、そのままソファーから動けなかった。
『大地が…嘘。何で、嘘…』
静かなリビングに響く、小さな独り言。
気付けば心の声が、無意識にこぼれていた。



