『んー、まだなのかなー?今日は遅くなっちゃうかもしれないし、先に歯磨きしちゃおう!』
明るく二人に諭しながらも、本当は私もずっと気になっていた。
何度スマホを手にしたかわからない。
LEINはきてないか。
電話は鳴ってないか。
お風呂に入る時も、ドアのすぐ前にスマホを置いて、鳴ればすぐ出られるようにしていたのに。
大地からの連絡は、一向にない。
帰宅したのは七時過ぎで、家を出たのもそのくらいだった。
創生病院までは、車なら飛ばしたら十分、十五分くらいだろうか。
でも、時間帯的に道が混んでいる時もあるから…そうだとしたら二十分、それ以上かかる時もある。
でも、そうだとしても。
もう、時刻は九時半になろうとしている。



