「!!」 朝だった。 結局、あれは夢だったんだ… でもね、何でだろう。 手の冷たさが今でも肩に残ってる。 最後の声…本当に消えてしまいそうな声だったな。 「……夢でよかった。」 ため息をつきながら、何気なくケータイを見た。 「………」 ケータイには受信の光が瞬いていた。