*早苗side*
家では普通にできてたけどやっぱみんなの顔見るとだめだ。
なんか、安心しちゃう。
「早苗?なんかあったん?
暗くね?」
れーちゃんがそう言って顔を覗き込んでくる。
相変わらず綺麗な顔立ちだ。
「…好き同士なのになんでダメなんだろう。」
小さく呟いた。
「…え?」
れーちゃんが大きい瞳を揺らす。
わたしは横に大きく首を振った。
「なんでもないんだ。
今日も晴れだなー、って。」
「…焼けるから嫌だよね。」
れーちゃんはそーやって笑った。
なんでだめなんだろう。
私はまたそうやって思った。
「早苗、なんかあったらうちらに言いなね。
友達でしょ?」
珍しくほのかがぼそっという。
耳まで真っ赤になった彼女を愛おしく思う。
「ありがとう!!」
わたしは精一杯の笑顔で言った。


