それから授業が終わり、お昼の時間になった。 「莉緒〜!」 そう言って駆け寄ってくるのは、佐々木 真紀。 高校で知り合った大事な友達。 出会って一年だとは思えないぐらい、真紀には何でも話せたりして落ち着くんだ。 「ねぇ、購買行っていい?」 「うん、行こう。」